満月散歩

  1. 懐かしい

    長姉のLINEから写真が送られてきた。息子夫婦と3人の写真である。久しぶりの懐かしい顔である。「オカンがスマホデビューしたと聞き、これは面白い」と帰省したらしい。どうだろう、車で2時間くらいのところなのだろうか。そこで生活をしている甥からの話である。14歳差だから彼ももう56歳になる。

  2. 朝から雨である。日曜日、雨、ゆっくり。一週間一生懸命働いて迎える日曜日、そして雨の音。あー今日は一日ゆっくり休もうと昼まで寝ていたあのころが懐かしい。日曜日、あっ雨が降ってる。目が覚める。だが「ゆっくり」などはどこへやら、4時前に目が醒めてそのままだ。年を重ねるとはこういうことだ。

  3. やっと!

    やっと腰の回復が見えてきた。今年はこれでずっと悩ませられてきたわけだが、わが身にもやっと春が来るかも。またすぐ奈落の底に落とされないように気を付けないといけない。絶対油断しない、朝布団から起き上がるときも、トイレに入るときも、全ての何気ないちょっとしたことが一番危ないのである。

  4. 落穂拾い

    ミレーの落穂ひろいという有名な絵があるが、あれは落ちた麦の穂を拾っているのではなく、農場主が明日のパンにも困っている貧しい人のために、全部刈り取るのではなくわざと少しだけ残している宗教的な絵らしい。ヨーロッパ人にはそのような素晴らしい風習があった。

  5. 初夏

    昼から雨が降り出した。かなり本格的な雨である。天気予報によると来週は雨ばかりのようである。「もう梅雨?」と尋ねられると予報士は言っていたが、「いやいや5月はいい天気が続き、梅雨入りは例年通り」とも言っていた。春が来たと喜んでいたのにもう梅雨の話である。毎日が早くて困る。

  6. 淋しい

    中学の同級生が亡くなったと報があった。中学を卒業してからは一度も会っていないので、計算すると55年になる。月日はあっという間に過ぎていく。懐かしい名前を耳にしたときは亡くなった知らせとは・・・淋しい。我々もかなりの年なのだからこのような知らせは当たり前なのだが、なんか気持ちが塞いでしまう。

  7. LINE

    長姉からLINEがくる。ほとんどひらがなで子供のようにつたない。「クスッ」と笑ってしまう。なかなかきれいな字を書き、手紙も何度か送ってくれる姉なのだが、今回ばかりは、漢字変換、句読点などかなり苦戦している姿が目に浮かぶ。もう一度「クスッ」。年を重ねても挑戦する姿は美しく、尊いものである。

  8. デビュー

    一番上の姉からLINEが来た。そうです実はスマホデビューの記念すべき日なのである。この5月で83歳になる姉もとうとうスマホに挑戦したようだ。2番目の姉は81歳で、かなり前から使っていてLINEはもちろん暇があればゲームを楽しんでいる。2人ともとても元気で向こうの世界に行く気配は微塵も感じられない。

  9. ひと休み

    昨日は曇り空。お日様は一度も顔を出さず、時々小さな雨が・・・おかげで涼しくて気持ちいい一日を過ごした。日ごとに日差しが強くなりこのまま夏まで一直線なのかと、この間は書いたがそうでもないようだ。キッチリとメリハリをつけてくれている。有難い。季節の進みも一休みというところか。

  10. 久しぶりの雨である。桜も散って寂しいところだが、若葉がきれいになってきた。そこに雨とは、絶妙のタイミング。しっかり養分を吸って、緑で一杯にしてくださいナ。着る服はもうすっかり夏バージョンなのだが、また寒い日もあるかも知れない。

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  1. 2025.12.2

    12月
    12月に突入。早い、とにかくあまりにも早い1年だった。
  2. 2025.11.28

    宮本浩次
    宮本浩次の歌声に少し目が覚めた。
  3. 「今年最後の満月に未来描く」と題した読者の手紙欄。
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