満月散歩

  1. 新しい週の始まり

    すっかり山々は若草色に染待っている。あらためて新緑の季節を実感する。少し肌寒い1週間の始まりである。「もう」か「やっと」か、そんなもの「もう」に決まっている。物理的に同じはずの時間の流れは置かれた状況次第で伸び縮みする。勝手な人間だけの価値観なのだろう。

  2. 暑い

    やっと本格的な春がやってきたと思ったら一気に夏のような暑さである。気が付けば半袖になっている。汗がじわーと自然に湧いてくる。春はどこへ行ってしまったのか、まだ4月も半ばを過ぎた辺りである。

  3. 新芽

    ダウンを使用しなくてはいけないほどの早朝の寒さが続く。真っ赤なお日様が上がるまでは春の遠さを感じるが、その後は自然と汗ばみ、春を実感する。この時期の霜をいつも心配していた両親を、古里を思いだす。お茶の新芽が霜によって焼けてしまうからである。新茶の値段は1日違うと下がってしまう。

  4. 花粉症

    さすがに参った。なんという痒さ、いやそれを通り越して痛みまで感じ、幕が張って字が読めない。思い余って病院に行くことにした。いろいろと調べてもらったがやはりアレルギー性のものである。真っ赤な濁った死んだような目を鏡で見ると、さすがに自分でも嫌になる。

  5. 花粉症

    もう終わったと思っていたのに復活である。杉から桧に移った花粉症は、私にとって、別れの合図であったはずである。それなのに今年はその桧にも反応してしまっている。目が痒くて涙ポロポロ、真っ赤になって、少し腫れている。かすんで前が見えないからスマホも新聞も、それからテレビも見ずらい。

  6. ズーム

    昨日は広告士会の総会をズームで参加。今年に入ってから東京出張が多く、今回の会も東京なのだがズームで失礼することにした。考えてみれば便利な時代である。この年になってパソコンの前で仕事をするなどとは考えてもいなかった。時代が変わり我々も変わったというより変わらざるをえないのである。

  7. まぁそれにしても今年ぐらい桜の花を長く楽しませてもらうのも珍しいのではないか。昨日、もうすっかり散ってしまっているのかと思っていた場所に車を走らせた。ところが良い方に期待外れ、満開のところがまだ一杯あるのには驚いた。

  8. 桜の花びらが雪のように舞う。裏のお宮の桜も同じ、我が社のトイレの前も花びらで埋まっている。咲くときはきれいなのだが、掃除に大変なのもこの頃。河川敷を車で走ると若草と黄色い菜の花がなんともきれいである。この心地よい暖かさが一層いろどりを鮮やかにしているのだろう。

  9. 今朝も寒く、少しの雨模様が余計に桜の花を寂しくしているように見える。一気に咲き誇ろうとしている出ばなをくじかれているように映る。桃の花も満開であるから他の花たちに先を越されそうで不安一杯の様でもある。絶対的に僕たちが一番なんだからと思っているはず。

  10. 4月

    今日から4月、春爛漫と言いたいところだがこの寒さはいったいどういうことなのか。せっかく桜も咲いたというのに何の文句があるのお天道様。東京では雪マークもあるくらいだから北の人たちのそれは想像を絶するものがある。

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