
2.12025
1月24日の夜、古里に住む長姉の訃報の知らせが入る。「明日行くね」と姪に約束をし準備を始めた。もちろん心の準備もできていない何とも複雑な心持である。ところがどうも胃の調子が良くない。それはだんだん痛みに替わり、日付の変わるころには七転八倒という表現があるがまさにそれである。夜は皆に迷惑は掛かるとなんとか頑張ったのだが3時4時にはもう限界である。救急車を呼び、かかりつけの病院に搬送してもらった。結果は腸閉そくである。腸手術から1年ちょっとだが、術後の閉塞はよくあることらしい。が、私はその知識はなく、胃に穴が開いたのかと思った。二度と経験したくない痛みであった。入院してからの2日間はあまり記憶にないが、落ち着き出してからはやはり葬儀に出席できなかった悔しさと、姉のことを思いだして涙を流す毎日となった。
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