満月散歩

人生

喜怒哀楽を繰り返して74年。あっという間、結構長かった?どちらともいえない自分の人生。楽しかった?悔いはない?返事は「さあ?」である。先日亡くなったジャンボ尾崎の生きざまに少しいいなと思った。何も悔いはない、楽しい人生だった。病気?もうこの年だから十分じゃない.手術という選択肢はなく自宅で最期を送る。自分の一番いい頃を思い出にしてほしい、今の弱ったジャンボを見てもらいたくないとたくさんの有名人の見舞いも断った。闘病約1年、なんと潔い最後なのか、自分もそうありたいと思った。ところが作家五木寛之のインタビュー記事を目にして悩んでしまった。約20年先輩の御年93歳の御仁はまたちょっと違う。深い。「人はなぜ生きるのか、人は何かのために生きるのではなく、誰かのために生きるということ。夢を抱きながら生きられなかった人たちが山のようにいる。もう自分は十分に生きたからこれで満足だなんて言ってるのは傲慢だ」そして「90を過ぎればある程度人生に対する覚悟が決まっているだろうと思われるが、全然そうじゃない。いつまでも子どものようにきょろきょろしていて、びっくりしたり、腹を立てたり、喜んだりしている」「今でも毎日、新聞や本を読んでは自分の考え方や感じ方が変わっている。昨日と今日の自分が違っている。93にして自分はまだ出来上がっていない。つくられていない」という。なるほど!自分もたくさんの友達、同級生も亡くしている。夢を抱きながら、無念を感じながら先立っていった彼らを思うと、「自分は生かされている」確かにその通りである。生かされていると自覚し精一杯生き抜かなくてはいけない。20年先の自分も見たいし30年後の自分も見たい。なんか勇気が出てきたぞ。仕事のことで昨日も、その前の日も腹の立つことばかりだ。まぁいいこともありだが‥‥それでいいんだな。93歳になった、こんな立派な作家さんでも出来上がってないんだもんな。自信をもって前に進もう!

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