11月23日は勤労感謝の日で祝日。そして私の初恋の人の誕生日でもある。高校2年のときに生徒会の選挙で同じ書記を務めたのがきっかけである。これは変な選挙だった。会長、副会長は過半数ではないとやらでやり、やり直しとなり逆転となってしまったが自分達の書記は定数が2人だからそれはいい。何とも勝手な解釈の選管に救われ2人共に執行部での活動が始まる訳である。どんなことをしたかは全く覚えていないが、彼女の何ともいえない明るさに惹かれていったっことだけは覚えている。小学校も、中学校も同じなのだがかろうじて顔と名前は知っている程度。私はおとなしく引っ込み思案だったのだがなぜか高校生になってはじけた。そんなころの出会いである。こんな明るい子がいるんだともう夢中になってしまった。逢うのが楽しい、話すのが楽しい。だから学校が楽しくてどうしょうもない。私が勝手にときめいていただけの片思いなのだが、こんなにときめいたのは初めてだから私の初恋なのだ。同窓会はいつも参加で話もよくする。懐かしい友達の1人であるが連絡先はお互いに知らない。今度の同窓会はいつのことやら。それまでお互いに元気でいたいものである。誕生日を忘れたことは一度もない。今年もまたその日が来たと思い出すのだから、宝物のような大切な思い出なのだろう。