日曜日、朝から雨が降り、今日は警戒するほどの雨が降るとの予報だったはずだったのに、穏やかそのもの。夕方の夕焼けは美しく、まさかの天気である。夜7時だというのにまだまだ明るく、西の空は赤く夏の近いのを思わせる。東の方には黒い雲も残ってはいるが、西の方はすっかり雨上がりを思わせる。今日一日の終わり。その終りの美しさなのか明日もまたという予告なのか、不思議な気持ちで西の空を眺めている。仕事も一区切り、誰もいない静まり返った会社で一人。一区切りといえば聞こえはいいが、少し暇なのである。仕事はガンガンとこれでもかと押し寄せる方がいい。どんなに忙しくても何とかなるものである。しかし暇なのはどうしょうもなく困ったものである。全ての森羅万象と同じく、たくさんの波との戦いなのである。「良い事があれば、悪い事もある」。「悪いことの後は必ず良いことがある」。「雨降って地固まる」とも言う。ピンチの後はもうチャンスしかないのである。どちらも長く続かないというのが共通。波のように繰り返す。もう何十年もこんな生活を続けて経験豊富なはずなのに、やはり明日は不安しかない。明日もいい一日になりますように……。とりあえず穏やかな日曜日に感謝！