満月散歩

奇跡

奇跡の一本松とか奇跡の何々とはよく聞く言葉だが。最近の自分にもあった。奇跡の〇〇。先月手術をしたわけだが、もう何年になるのだろう。深く言えば物心ついたころからである。いつも胃腸が弱く、虚弱体質で大きくなった。大人になって体はかなり丈夫になったが、やはり胃腸はよくなかった。最近は特に大腸の状態がよろしくなく、トイレとの戦いが常態化していた。あまりの苦しさに壁を思い切り蹴る。夏などは苦しみに耐えポタポタと汗が床に落ち、時間が長いからまるで水をまいたような状態になってしまう。そしてそれはいつも夜中である。いい加減私も頑固なのだろう、これを何年も繰り返してきたのだから。小さい時から腹はこんなものと思ってしまっているところがあったのかもしれない。しかし痛さの頻度が続くため病院に行くと腸閉そくの疑い「ほっておくとえらい目に遭うよ」との診断。そして手術の運びとなるのだが……。どこで奇跡が出てくるのか、少し話が長くなってしまった。とにかく下痢と便秘を繰り返しここ数年はまともな便は見たことがない。ところが術後1カ月が過ぎたころ出たのである。その「奇跡の一本○○」。こんな爽やかなことがあっていいものか。トイレで小躍りしたという臭い話である。

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