満月散歩

子どもの日

今日は子どもの日。自分自身の子どもの日、娘、息子たちの子どもの日、そして孫たちの子どもの日とあるが、孫たちも成人し全てが終わりとなった。今度はひ孫のとなるのだろうが、それはもういい。娘にはガラスケース入りのひな人形のを買ったのを覚えている。息子には兜は買わなかった。小さな小さな鯉のぼりで許してもらったような記憶がある。私は男の節句の兜などは嫌いだったように思う。私が子供の頃、学校の帰りに2軒ほどの家が上げていた鯉のぼりがあった。高橋さんと高波瀬さんという家だった。共に製茶工場を営んでいる、いわゆるお金持ちなのだ。子ども心にもそれはよく分かっていて、自分の家に鯉のぼりがないのは当然だと思って納得していたものである。ただ祭日というのが良かった。そして特別なことは何もなかったし、親から祝ってもらった事もない。当然兜などの飾り物もない。「子どもは放っておいても大きくなる」だったかも知れないが6人兄弟となれば当然1人1人にかまってなどいられないのも当然だっただろう。「今日は休み」ただそれだけが嬉しく、爽やかな5月の風を身体いっぱいに受け友達と走り回っていたのだろう。風も、空気もその時の匂いまで覚えている!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カテゴリー一覧

アーカイブ

  1. 2014.9.16

    “楽のしく”
    徳島の仕事は 徳島の業者が受けて 県外の業者に頼る事無く、すべて徳島で加工製作ができないものかと...
  2.  始まりました!徳島ビジネスチャレンジメッセ2014。
  3. 2014.10.18

    月蝕
    チャレンジメッセの会場で名刺交換をしました。
  4. 2015.7.9

    LINE
    楽のしく仕事を始め様と決意も新たに新年を迎えたのに気が付けばもう今年も半分が過ぎてしまい...
  5. 2015.7.21

    台風一過
    昔は夏の終りに台風が来て過ぎ去った後には、さわやかな風が秋を呼び込む代名詞今は台風が6月から...
ページ上部へ戻る