やはり東の空に金色に染まる大きな満月が見事だった。そして夜明け前の真っ暗な早朝、まだ西の空にいるのではと外に出てみれば、その輝きは変わらず近所の家の屋根を照らしている。夜よりもいいかも。西の空に輝く早朝のお月様は決して東の空には負けてはいない。日の短い今ごろの早朝散歩はこのお月様を追いかけて出掛け、東のお日様を迎える。荘厳な自然の営みに自身の生き様を重ねる貴重な時間でもある。今年は体調を崩し、暑さ、寒さに体を刺激しないように散歩は控えている、。春には元気にまた歩けるようにしたいものである。そしてこの慌ただしい年の瀬にまた友の悲しい知らせが届いた。組合活動を一緒に長くしていた愛媛の同志である。同業者の方でこんなにたくさん語り合った人も少ない。やはり同じ経営者としての悩み、苦労もよく分かり合えたのだろう。確か1つ下だったと思う「あんたまだ早すぎるよ！まだまだ話すことが一杯あったのに‥‥」光輝くあのお月様のところへ行ってしまったのか。近頃ののことである。葬儀は家族だけで、友だち等には後日。迷惑かけたくないというのはよく分かる。でもなぁ、最後の別れをキチンとしておかないと前に進めないってこともあるんだぜ。