11.112025
夜中にやはり目が覚める。床に着き目が覚めたら朝などということはもう何年いや何十年もない。疲れ切ったら眠りは深くなるかと言えばそうでもなく。心穏やかかに過ごせばいいかと言えばそうでもなく、結論は性格、生き方そのものような気がする。これは治らないから熟睡などとは無縁なのだ。しかし心身ともに疲れ切った最近は、そう長くはないであろうこれからの人生を、子どもの頃から大好きだった絵にでも没頭してみようかなと思っていた矢先のいつものある夜。つけっぱなしにしていたテレビから絵画教室の番組が流れていた。面白く見入ってしまった訳だが、ますますその気持ちは高ぶり、ヨシまず道具を一からなどと夢は膨らみ道が見えたかに思えた。が、なかなか物事はうまくいかないものである。仕事のことで、また悩まなくてはならないことが次から次に起こる。さて、どうする?真っ青なきれいな秋の空をキャンパスにして、これからのことを絵にしようとしたが現実の絵ばかり。生き抜くということはホントに大変!
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