4.32023
裏のお宮の桜の花びらがひらひらと舞っている。夕方になると地面はすっかり花の絨毯となっていた。これもきれいなものである。しばらくの間眺めていたが、花の命の短さなどは感じない。潔く散り、しっかりと若い新芽も吹き出している。ピンク色から若草色に、季節はまた新しく動き出した。4月に入り、長かった3月も無事終え少し落ち着いてみるかと気を緩めてはみるが、いかんせん時計の針は確実に刻む。今日は早くも3日である。また忙しい1週間が始まる。大きく深呼吸できるのは31日の夜だけというこの生活はいったいいつまで続くのだろう。 裏の桜が終わると、今度は東の小さな公園の桜が満開になる。これも毎年同じ光景である。今度はしばらくの間こちらの方を楽しませてもらおう。学校、職場等にはまた新しい出発が待っている。希望にあふれる4月でもある。全ての景色が緑で一杯になる最高の季節。がんばろう!!
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