
8.212025
毎日同じことを言いたくはないが、とにかく暑い。今年の私の身体は完全に悲鳴を上げている。早く涼しくならないかと願うばかりである。庭の木にいたたくさんのクマゼミも1匹か2匹程度になり、鳴き声はもう聞こえない。季節は確実に進んでいるのだが、どうもこの暑さはまだ当分続きそうな感じである。暦の上では8月23日ごろが「処暑」というらしい。なるほど暑さがおさまると書く。厳しい暑さは峠を越え、朝夕には涼しい風が吹き、虫の声が聞こえ始め、稲などの穀物が実り始めるとある。最近では、稲刈りなどは盆までに済ませている農家が多くなっている。自然の成り立ちを変えてしまっているのは身近な我々でもある。昔の実りは10月以降だったはずである。そんなところにもほんの少しではあるが気候変動の原因がひそんでいるのでは――。ちょっと考えすぎ?
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