
10.142025
夜中に目が覚める。1時、2時頃だともう一度目をつむり次の眠りを待つ。だがそれ以降だと「もういい」と起き上がり夜明けを待ち、新聞を待ち、5時になるのを待ち散歩に出掛ける。これが日課で何年も続いている習慣なのだ。しかし最近は、目が覚めれば次の眠りを待つのではなくすぐさま起きる。そして新聞、パソコンなどで文字を追う。図面など残した仕事にも手を付ける。そして次に来る眠りを快く受け止め、それが5時であろうが受けいれて時間など全く気にせずに過ごす。それでも7時頃には目を覚ましそれなりの普通の生活はできている。しかしこれは私にとってはとてつもない「だらしない生活」なのであり、新しい私の健康法だと実践している。本当は昼まで寝ていてもいいと思っているのだが、まだそこまでの勇気はないのが情けない。中途半端なのが全てに悪いのかもしれない。自分の思うようにならなくなったこの身体の現実を受け止め、」終りの始まりに真摯に向き合い仕事との決別、生き方の覚悟を持つべきなのだろうが「今日は調子がいいな」と思えば仕事への欲もまた出てきてしまう。何とも情けない弱い自分なのである。涼しくなったのは嬉しいことなのだが、雨がつづき一気に秋は深まっていくのだろうこの季節、何とももの哀しく感じるのもこの時季である。
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