5.212026
ウナギの完全養殖に成功し、その商品が限定で店に並んだとの記事を見た。¥5000だというが実際の一匹当たりにかかった費用はまだ¥18000ほど。しかしちょっと前までは¥40000だったというからかなりの進歩。目標の¥8000も近いという。そのうち近くのマーケットの店頭に安価なかば焼きが並ぶのかと思うと夢のようである。小学生のころだから60年以上前になるが、当時先生がウナギの完全養殖に成功したらノーベル賞やなと言っていたのを思い出す。身近なところにいっぱいいるのに謎の多い魚だった。故郷には近くに大きな川があり、たくさんのウナギがいた。それを延縄、潜りでたくさんとって食べていたあの頃。今では考えられない話だがその天然ウナギを朝から料理し食べていたのだから、なんとも贅沢な話だ。友達みんなあたりまえのように自分でウナギを捌いていた。キュウリの葉っぱを左手で持ち、暴れるウナギをぐっと捕まえる。そして一気に背中から開いていく。冷凍庫の中に入れ、おとなしくなってから捌くのがベストだが哀しいかなその頃はその冷蔵庫がない。もうすぐ夏が来る。夏休みは朝から一日中川で遊んだあの頃が懐かしい。夏、ウナギ、スイカ、トウモロコ等々次々と浮かぶ思い出。そしてそこにはいつも「おふくろ」の姿がある。
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