満月散歩

職人

私は「ものづくり」大好き人間。マイスターと呼ばれるような職人になりたいと常々思っていた。しかし「経営」というものにも大変興味があり、どちらも中途半端という形になってしまったというのが現実なのかもしれない。とにかくいろんなものに興味があって困るのである。まず「職人」とは。決して芸術家ではないから自分から発信はしない、必ず依頼者がいるわけである。この仕事をしてほしいと依頼があって初めて成り立つものである。そして相手に満足していただける仕事をする。これが究極なのだがこれが大変なことである。お互いに喜べるものができるかという難問が待ち受けている。妥協と工夫を重ね、好きなものを失わずに制作するというのは至難の業である。こちらが満足しても、相手が納得しなくては駄目である。相手が喜んでもこちらが納得いかなけれが面白くないというわけだ。ほとんどが後者の方になってしまう。そうしないとこちらの生活が成り立たない。悲しいマイスターである。しかしその中にあってもたまに輝くものもある。だからやめられないのだろう。「いかにポジティブに妥協するか」は演出家三谷幸喜の言葉である。  経営?それについてはまたの機会に!

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