満月散歩

ナガシマ

昨日は大鵬の話。今日は長嶋の話をしよう。小学3、4年の頃巨人の試合はテレビ放映はなかった。あの頃、少年、少年画報、冒険王といった漫画本があった。当然自分で買ったことはないが友達との回し読みである。その中に、巨人長嶋、王の名前の記事があったのだろう。知識は多分その中だと思う。何故か長嶋が大好きになったかは分からない。テレビでは分からないから中日新聞のスポーツ欄が唯一のネタ探し。長嶋の昨日の打率は?打ったのかなぁ?王は?。巨人はどうでもいいのである。いつの間にか王を敵にしている。それがだんだんエスカレートしていき、王には負けてほしくないばかりである。自分主義、はこの頃にはすでに形成されていたのか。それとも自分勝手なこの性格は元々生まれ持っていたものなのか。この頃の新聞は、かなり田舎だったせいか11時にならないと来ないのである。学校から帰ると一目散に新聞を広げ「長嶋は?長嶋は?」と必死である。ホームランは負けても打率は勝ってる、打点もと満足するのである。そしておやつなどはないから冷たいご飯にしょうゆをかけて口にかけ込み、友達のいる場所に、走り込むのである。友達もみんなそんな感じ。貧しかったあの頃。

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